不良債権の処理方法

不良債権の処理方法

不良債権の処理の方法には2種類あります。
1個目が直接償却です。
これは、不良債権を帳簿とは別にしてオフバランス化する方法のことです。
これでは、不良債権の処理は完結しますが、銀行と企業の融資関係がなくなるため企業を倒産に追い込む可能性もあります。

この直接償却には3パターンあります。
1つ目は、私的整理で銀行が債権を放棄する形になります。
一部の債権を放棄することで企業の再建を促すことができ、そのため放棄していない残りの債権を回収するという方法です。
これは、企業と銀行などによって話し合うことで成立します。
2つ目は法的整理で会社更生法などを適用することです。
会社更生法や民事再生法、さらには破産法などの法律によって裁判所を通じて不良債権を処理する方法です。
会社更生法や民事再生法では、企業は再建に向けて事業を続けます。
しかし、破産法になると企業はなくなり清算されます。
3つ目は、債権の売却です。
これは、不良債権の一部を第三者に売ってしまう方法になっています。
売る相手とは、産業再生機構や整理回収機構(RCC)などがあります。

処理方法の2個目は間接償却です。
これは、融資先の企業が万が一倒産してもいいように貸倒引当金を積んでおき、帳簿に不良債権を残していく方法のことです。
この引当金は銀行側の損失となりますが、不良債権は資産になります。

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