1990年代の日本の不良債権問題

1990年代の日本の不良債権問題

1990年代の日本の銀行における不良債権の問題として、
バブル経済の影響を受けたものがあります。
どの様なものかというと、普通だったら銀行は融資を行うときは不動産などの担保を取るため、貸し倒れが起こってもそれを回収する事で損失を出さないようなシステムになっています。

しかし、バブル景気の時に土地の値段が高くなっていた土地を担保にとることで甘い融資を行ってしまいました。
普通は土地の評価額の70%を目安に融資金額を決めますが、この時は今後の土地の価値が上がることを見越して120%を融資した例や、
融資を優先するあまり劣後順位で担保を設定して貸しつけるということもありました。

しかし、バブルがはじけて、融資先の企業が事業に失敗すると融資の回収が出来なくなり、
さらに担保であった土地の価値も下がってしまい、融資額を大幅に下回ってしまいました。

劣後順位で担保を設定した金融機関は融資も担保も回収できないという状況になってしまいました。
個の回収が不可能な債権が増えたことによって日本の各銀行は深刻な経営危機に陥ってしまいました。

その後、地方の銀行が倒産していくという結果を生み出してしまいました。
こうした状況が続いたため金融再生法開示債権残高は43.2兆円となってしまいました。

平成21年9月期にはこの残高は12.3兆円にまで収縮しています

あしたのためにについて

copyright(C)あしたのために