不良債権とは

不良債権とは、回収が困難な債権の事をいいます。
狭い意味としては、銀行などの金融機関において融資先の企業が経営不振に陥ったり、倒産などの理由から、回収は困難になる可能性が高い貸付金のことです。

企業がもっている債権は、毎回の決算で回収の可能性を査定して、回収が困難になる部分については貸倒引当金を設定して、これを費用にします。
この一連の流れを一般的に間接処理と呼びます。
また、回収が不可能な部分に関して減損処理をする必要があります。
これを一般に直接処理といいます。

これらの損失処理をした結果、利益が少なくなったり、損失が大きくなったりします。
結果として、自己資本がすくなくなる結果になってしまいます。

これらの処理方法は会社法の計算規則や企業会計原則などにおいて決められています。
また、学問的にも異論の少ない処理となっており、国際会計基準も満たしています。
これは、法人税や所得税法においても容認されているものとなっています。

一般的に、不景気になると貸出先の経営が悪くなってしまいます。
その結果不良債権は増えていきます。
そのため引当金は増え利益を圧迫する要因となります。
また、好景気の時は、貸出先の経営状況も良くなります。
その結果不良債権は減っていきます。
そのため引当金を崩して利益にすることが出来ます。

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